28年度プログラム

スケジュール

 

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期間:平成28年  7月20日(水)〜7月29日(金)
※夏休みの都合により、21日(木)からの現地入りも受け入れ可能です

滞在場所:「啓明学院 前島キャンプ」
(前島は、瀬戸内市牛窓町の港からフェリーで5分のところにある離島です)

 

 

 

26年夏保養

 

 

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  午前 午後
20(水)    邑久駅到着
ウェルカムパーティー
21(木)  海水浴  虫取り(子ども)/ 円坐(大人)
22(金)  スポーツ(子ども)/ 円坐(大人)  陶芸教室(子ども)/ 円坐(大人)
23(土)  海水浴  自由時間
オリーブコンサート
24(日)  自由時間/流しそうめん たけちゃんの 紙芝居(子ども)
守田敏也講演会(大人)
25(月)  プール(子ども)/ 快医学(大人)
棒パン教室
 誕生学
26(火) 海水浴 ペープサート(子ども)
岡山医療生協健康チェック(大人)
27(水)  おもちゃ王国  おもちゃ王国/本庄コミュニティ交流会
28(木)  自由時間 /クレープクッキング  フラダンス(子ども)
タッチングセラピー(大人)
29(金) お菓子の大町
邑久駅解散
 

 

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女の子

プログラム詳細
瀬戸内海の離島、前島の豊かな自然の中で思いっきり羽をのばす。期間中は岡山県内外から講師を招き、体験型のワークショップから催し物、講演会やヘルスケアなど様々なプログラムも提供します。

海水浴海水浴−2_corners
宿泊施設から車で5分ほどのところにある入江で、海水浴したり、スイカ割りしたりして過ごします。

虫取り施設の中は自然がいっぱい。時間を見つけては夢中でバッタやカマキリを追っかける。

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梶谷典令さんが、ビーチや体育館、校庭でいろんな遊びを教えます。

陶芸教室
陶芸作家大石橋さんの指導のもと、ひとりひとりオリジナルの備前焼をつくります。

紙芝居
全国各地を周りながら紙芝居をしているたけちゃんの特別公演

岡山医療生協健康チェック医療生協_corners
お医者による診察と健康相談

フラダンスワークショップフラダンス_corners-1024x683
フラ&タヒチダンス教室の「ハーラウ・フラ・オ・マカレア」の皆さんとともにフラダンスを体験します

お菓子の大町
日本一大きい駄菓子屋「お菓子の大町」で、駄菓子をごちそうになります!

誕生学
人の命はいかに芽生え、育っていくのか。その神秘を子どもに分かりやすく伝えます。

棒パン教室棒パン_corners-800x533
天然酵母パン屋「オぷスト」の店長小岩井竜二さんを迎え、みんなで生地をこね、パンを焼きます!

おもちゃ王国岡山県玉野市にある遊園地「おもちゃ王国」にみんなで遊びにいきます

ペープサートペープさーと_corners-800x533
本格的な人形劇を「積木の会」のみなさんが披露してくれます!

カフェコーナー
インターナショナル交流会のみなさんによるコーヒーと手作りお菓子

クレープクッキングクレープ_corners-800x533
「まんまの杜」による、クレープ作り。好きな具材でオリジナルのクレープを作って食べよう!

円坐

「円坐とは、円坐守人の呼び掛けの言葉に呼応して、定められた場所と刻限に寄り合った坐衆(参加者)が、ただ円に坐り、成り行き(道往き)を共にすること」。講師である橋本久仁彦氏の言葉です。
円坐では、参加者一人一人の自己紹介を通してどんな人たちが仲間として集まっているのかを知り、そのときの自分の気持ちや日頃感じていることなど思い思いのことを自由に話します。参加者全員が話者の言葉に耳を傾け、ときに寄り添い、ときに自らの意見を言い、ときに沈黙しながら同じ時間を共有していきます。
円坐は前年度からプログラムとして組み入れましたが、「円坐を通して他の親たちと話す時間があったので、仲良くなるのに助かった」「日ごと思っていてもなかなか言えないことを言えて、とてもすっきりした」「期間中に起こった問題も、円坐によって乗り越えていけた」など大きな反響があったことから、今年度も橋本氏を招き実施することとしました。3日目以降は「朝活」として、朝食から午前中の行事の間の時間を用いて、スタッフも参加し円坐を開催します。

橋本久仁彦(はしもとくにひこ)
1958 年大阪市生まれ。大学卒業後は高校教師となり、アメリカの心理学者カール・ロジャーズが提唱したパーソン・センタード・アプローチに基づく「教えない授業」を10 年間実践する。その後アメリカやインドを遊学し、人間同士の情緒的なつながりや一体感とともに発展する有機的な組織作りと、エネルギーの枯渇しない自発的で創造的なコミュニティの建設に関心を持ち続けている。平成2 年より龍谷大学学生相談室カウンセラー。様々な集団を対象とした非構成的エンカウンターグループを行う。平成13 年12 月に龍谷大学を退職、プレイバックシアタープロデュースを立ち上げ、プレイバックシアター、エンカウンターグループ(円坐)、サイコドラマ、ファミリー・コンステレーション、コンテンポラリーダンスなど、フィールド(舞台)に生じる磁場を用いた欧米のアプローチの研究と実践を積み重ねるも、このたび、10 年間の活動を終え、その看板を下ろす。現在は、日本の新しい口承即興舞踏劇「きくみるはなす縁坐舞台」を実践する 坐・フェンスの座長として、その様式建築に注力し、きくみるはなす縁坐村塾も開講中。ミニカウンセリング(傾聴空間建築)やファシリテーター(相聞円坐守人)のトレーニングクラスはライフワークとして継続している。 “目的を持たない生命体的集団”fence works の後見役。

 快医学 〜内部被爆から命を守るセルフケア〜

快医学とは、「きもちいい」を軸に、自分のからだや、こころや、生活を振り返って、からだやこころのゆ がみを立て直すセルフケアの知恵であり、自分も周りも心地よい方向を探る考え方です。
3.11 以降、放射能汚染と言う大きな不安にさらされた環境の中で、身体もこころ も傷つき、さまざまな症状を訴える人が増えています。特に子どもは細胞分裂が速いため、おとな よりも放射線の影響が出やすく、東北だけでなく、関東でも、鼻血、リンパの腫れ、風邪が治らない、 心臓が痛む、甲状腺の膿疱や結節、といった症状が出ているお子さんたちがいます。 このような環境の下で、身体を守りつついきいきと自分らしく暮らすには、自分や子どもたちが本来 持っている、取り込んだ異物(放射性物質)を体外に排出する力を高めて、細胞の修復を促す自然治癒力 や免疫力を高めることが重要となります。家庭で出来る気持ちの良い手当てや、血液・リンパ液の流れ を良くする運動法、身体が求める食事や、薬草茶(快医学)は、大きな手助けになります。

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野本美保 (のもとみほ)
1986年に快医学と出会い、快医学創始者である故瓜生良介師に学ぶ。
現在は、 さいたま市浦和に「れんげ草庵 (鍼灸、快医学健康相談)」 を開設。自分で自分をケアする簡単な手当や運動法、食事 法などの生活の知恵を伝えるミニ講座を随時開催。3・11以 降は被災地に出向き、現在は福島での快医学健康相談や放射 能被爆対策講座の活動に参加している。暴力被害者の女性と 子どもを支援するNPO法人・女性ネットSaya-Saya理事。 心理教育・暴力防止啓発プログラムの講師としても活躍。

守田敏也 講演会

全国各地の保養イベントで放射能について、世界の原発事情について講演会をしているフリーライターの守田さん。放射能からの身を守り方、食についてのお話しや、防災の話など、幅広いテーマを分かりやすくお話ししてくださいます。

守田敏也(もりたとしや)
1959年生まれ。京都市在住。同志社大学社会的共通資本研センター客員フェローなどを経てフリーライターとして活動中。アフガン・イラク戦争に反対し、旧日本軍性奴隷問題(いわゆる軍隊慰安婦問題)にも関わり、被害女性のサポートをしてきた。
原子力政策に関しても独自の研究・批判活動を続け、被曝地を度々訪問。関西を中心に各地で放射線防護の講演を積極的に行っている。2014年よりドイツ・ベラルーシ・トルコ・ポーランドでも講演を実施。とくにトルコでは日本からの原発輸出予定地シノップに関わりを持っている。兵庫県篠山市原子力災害対策検討委員会委員も担っている。
ブログ「明日に向けて」で日々、情報を発信するとともに、物理学者矢ヶ﨑克馬氏との共著『内部被曝』(岩波ブックレット)、原発災害対策について述べた『原発からの命の守り方』(海象社)がある。
ブログ;明日に向けて http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011

食事部の紹介
腕によりをかけ、地元の食材をふんだんに使って、郷土料理や得意のメニューを作ってくださる食事部のみなさんです。瀬戸内市に限らず、岡山県全体からお越し下さいます。

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ウェルカムパーティーに集まった食事部のみなさん

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まんまの杜とすみれのお宿(和気町・岡山市)

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本庄コミュニティー婦人部(瀬戸内市)

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岡グループ(岡山市)

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前島女性部(瀬戸内市)

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JAおさふね(瀬戸内市)

せとうち_cornersJAせとうち(瀬戸内市)

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とっとこクラブ(瀬戸内市)

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栄養委員会(瀬戸内市)

あまん_corners天然酵母パン屋「パナデリア・トリゴ」の大久保阿満さん(広島県福山市)

食事部長・プロジェクト副代表 谷原和子より
これまでの保養は沢山の方の協力、支援により充実した食事を提供することができました。地元で採れた新鮮なお野菜や果物を、ベテランお母さんたちのグループそれぞれが工夫を凝らし、愛情いっぱい手作りしてくださいました。
安心・安全・美味しい食事をこれからも福島の子どもたちに提供するために、食事部のみなさんとのチームワーク作りを大切にして歩んでいきたいと思います。
 谷原_corners

 

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救護班
経験豊富な看護婦さんたちが、毎日2、3人ボランティアで朝から夜まで救護を担当し、参加者の方々は安心して保養期間を過ごせるようサポートしてくださいます。ときには一緒にご飯を作り、掃除も手伝ってくれるなど、スタッフにとっても頼もしい存在です。

宿泊施設の紹介
プロジェクトでは、昨年より瀬戸内市の牛窓港よりフェリーで5分のところにある前島内の、「啓明学院前島キャンプ」を宿泊施設として利用しています。この施設は、神戸にある学校法人啓明学院中学校・高等学校が保有し、生徒たちが自然体験をするために利用されているもの。施設内には、エアコンが完備された宿泊施設、露天風呂つきの大浴場、広いグランド、バーベキュー場などが充実しています。
プロジェクトスタッフの想いに共感していただいた啓明学院の理事長、尾崎八郎さんのご好意によって、参加者の宿泊費や光熱費などの滞在費を無料で貸してくださっています。また、「前島キャンプ」に駐在している啓明学院のスタッフが期間中全面的にサポートしてくださいます。

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尾崎八郎

啓明学院理事長
1941(昭和16)年生まれ。関西学院大学文学部卒業後、出身校である関西学院中学部の教諭に着任。中学部長・高中部長を務め、2000年からは啓明学院の校長として学内改革に着手。
西宮市教育委員会委員長・西宮市中学校体育連盟副会長などを歴任し、現在、啓明学院理事長。

生島嘉弘 
前島キャンプ管理主任
いくしまさん-001

久保木誠 
前島キャンプスタッフ
まことさん2-001

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大食堂から瀬戸内海を見渡す

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祈りの丘。ここでのラジオ体操から一日が始まる

グラウンド_corners
グラウンド。大きな体育館もある

キャビン_corners
キャビン。敷地内には何種類かの宿泊施設がある

浴場_corners
大浴場

露天風呂_corners
露天風呂

募集に関して
募集対象 現在、福島県内に在住の子どもとその家族で、全日程参加可能な方
①    一般枠(初参加の方を優先します)
②    ボランティアスタッフ枠(過去に同プロジェクトに参加された方で小学校高学年以上の子どもとその家族)
費  用 宿泊費・食費・プログラム内の行事参加費・・・無料
福島からの往復旅費に関しては、一家族当たり1万円を補助します
募集人数 30名(応募者多数の場合は、部屋割りやお子様の年齢等により選考いたします)
募集期間 2016年6月13日~20日(郵送の場合20日の消印有効)
※今年度は、先着順ではありません
※6月27日(月)までに応募者全員に結果をお知らせします
※参加決定者には詳しいご案内をお送りします
申込先/問い合わせ先 蝦名宇摩(えびなうま・せとうち交流プロジェクト副代表)
Email:uma927ebina@yahoo.cojp
Tel:
090-4964-4147
Fax:0869-24-7927

Adress:〒701-4303 岡山県瀬戸内市牛窓町鹿忍5356